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 西国三十三所観音霊場第十三番札所として、また近江八景「石山の秋月」としても名高い寺院で、全国でも類を見ない巨大な硅灰石(天然記念物)の上に建てられています。奈良時代、聖武天皇の勅願により良弁僧正が開基。東寺真言宗大本山。
 平安時代には、石山詣が盛んで観音堂に参籠し、一夜を過ごすことが流行りました。特に清少納言や和泉式部などが石山寺のことをその作品に描いており、女流文学の開花の舞台となりました。中でも源氏物語の作者として有名な紫式部は、この石山寺に参籠し、十五夜の名月を眺めたとき源氏物語の構想を思い起こしたとされており、今でも式部が参籠した源氏の間が残っています。後世かの有名な俳聖松尾芭蕉や島崎藤村もこの寺を訪れています。
 国宝の本堂や多宝塔をはじめとする文化財や、境内に咲き誇る桜・ツツジ・菖蒲など花のお寺としても有名です。

■ 概要

住所 〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1-1-1 石山寺
営業時間 8:00~16:30
アクセス ■電車
京阪電車「石山寺」駅から徒歩10分
■車
名神瀬田西・東ICから10分
料金 大人・中高生 600円/小学生 250円
お問い合わせ <宗教行事・御祈願・ご祈祷に関するお問合せ>
大本山 石山寺
TEL:077-537-0013
(受付 9:00~16:30)

<各種催し・観光情報に関するお問合せ>
一般社団法人 石山観光協会
TEL:077-537-1105
(受付 10:00~16:00)
WEBサイト https://www.ishiyamadera.or.jp/

■ アクセスマップ

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